大震災で失われた多数の尊い命に謹んで哀悼の意をささげるとともに、今なお不自由な中で生活をされている皆様に心よりお見舞い申し上げます。
1.電力の節約のため、当地域でも皆が節電に努めております。電光看板および駐車場の照明を手動に切り替え、完全に暗くなる時間帯に点灯し、診療終了時には消すよう心がけております。また、日中の院内施設につきましても人のいない場所の消灯に努めております。ご来院の皆様には、病院ならびに駐車場の出入りの際に足もとにお気をつけいただくとともに、歩行者の方に十分ご配慮いただきますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
2.ずいぶんと暖かくなり、フィラリア症の予防の準備が始まりました。1カ月に1回の内服薬で予防する方法が主流であり、安全かつきわめて有効な良い方法と思いますが、内服後の1カ月間薬が効いていると誤解されている方が時々いらっしゃいます。実際には、内服させる前の1カ月間の感染を防止しているのです。つまり、5月初めから11月末まで蚊の活動が活発な地域であれば、5月の末もしくは6月の初めから内服を始めて、11月の末あるいは12月の初めに最後の内服を済ませることになります。最後の1回を忘れないようお気を付け下さい!
3.“散歩中に道路わきのにおいを嗅ぎまくり、ゴミや汚物を食べてしまいそうで心配です。”という御相談がありました。これは、ちゃんとルールを教えていなかったための行動であり、リーダーである人の責任と思われます。
幼いお子さんたちが遠足に行くときに、何もルールを教えずに、好きなように歩きなさいでは、道草ばかりで誉められないことをしでかすことは容易に想像できますね。犬たちも同じです。リード(引き綱)は束縛の道具ではなく、お子さんたちに例えれば手をつないで歩いているのだと考えてください。
犬は、リーダーである人とコミュニケーションを取りながら、あるいはアイコンタクトをしながら歩くことが本当は好きなのです。でも、教えてもらわなければ、あるいは人がリーダーシップを発揮しなければ、勝手な楽しみを創造するしかないのです。
手をつないで楽しく言葉を交わしながら目的地まで歩く、それから思う存分遊ぶ、そして楽しかったね! と話をしながら手をつないで帰る。そんな感じを思い描いてください。
人に注目させる練習としては、なるべく小さくしたおやつをポケットに入れておき、1つ取り出してご自分の顔の方に持っていきながら声をかけ、お座りをしてアイコンタクトができたら誉めながら与える。これを散歩中にも効果的に実施することです。ただし、食べ物を与える頻度はだんだん減らしていき、その代わりに“よーし、いい子だ!”と誉めながら常に人に注目する習慣をつけるようにします。そして、食べ物はとっておきの場面にだけ与えるようにします(苦手な場面でもお座りをして落ち着いている練習など)。
4.夜間の万が一に備えて、湘南獣医師会と藤沢獣医師会が設立した湘南夜間動物救急病院(0466−26−9912)は年中無休で21時から翌朝6時まで診療に当たらせていただいております。再度、計画停電中が実施される場合にも、通電時にすぐ電話を受けられるよう可能な限りスタッフが待機いたします。自家発電装置の設備がありませんので、一定時間、ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、ご理解とご協力をお願いいたします。
被災された方々の暮らしが、一刻も早く改善されることをお祈り申し上げます。
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